「性自認」法令化に反対する声明にご賛同を

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今国会で、いわゆる理解増進法案が提出・可決される可能性があります、私たちは、このうち「性自認」の法令化について重大な危惧を感じ、共同声明を用意しました。
どうぞ、賛同者となって下さるようにお願い申し上げます。お名前等とメッセージを随時公開していきます。(※この情報は他に漏らさず・流用しません。)

呼びかけ人(あいうえお順)(呼びかけ人の署名は締め切りました。5/11)
安里長従(司法書士、大学非常勤講師)、石上卯乃(No!セルフID女性の人権と安全を求める会共同代表)、伊東麻紀(小説家)、井上恵子(グラフィックデザイナー)、遠藤京子(鍼灸師)、大塚芳明(僧侶)、大野美佐子(弁護士)、織田道子(平等社会実現の会、性暴力被害相談員)、川上恵江(ヨーロッパ思想研究者)、栗栖茂(医師)、栗原睦(鍼灸師、レズビアン)、郡司真子(性暴力サバイバー、ジャーナリスト)、小菅信子(山梨学院大学法学部教授、近現代史・国際関係論)、滝本太郎(弁護士、カルト問題)、中里見博(大阪電気通信大学教授、憲法学)、橋本潮(歌手)、堀茂樹(フランス文学者)、三浦俊彦(東京大学教授、哲学)、森奈津子(小説家、白百合の会代表)、森田成也(大学非常勤講師、経済学)、森谷みのり(女性スペースを守る会共同代表)、森永弥沙(性別不合当事者の会事務局長) 続く

私たちは定義のあいまいな「性自認」の法令化に反対し 慎重な審議と国民的議論を呼びかけます

 今国会で上程・可決の可能性のある与野党合意の「性的指向及び性自認の多様性に関する国民の理解の増進に関する法案」(以下、理解増進法案)をめぐって、現在、大きな議論が起こっています。
 私たちそれぞれの分野の専門家・実務家・表現者は、多くの女性たちから女性スペースの安全などをめぐって強い懸念の声が上がっていること、同性愛者やトランス当事者を含むさまざまな性的マイノリティのあいだにも、この法律を求める諸団体とは異なった意見が根強くあることを確認しており、これらの声はけっして軽視してはならないと確信します。
 もとより私たちは、性的マイノリティの人権を保障し、国民の理解を深めることに異論はありません。たとえば、私たちは同性間パートナシップ制度を含む同性間の法的な結合を保障することに賛成です。同性間の親密な関係は、成人同士の合意に基づくものであるかぎり、誰の権利も侵害するものではありません。しかしながら、与野党で合意された理解増進法案には、「性自認」という言葉が盛り込まれており、これは「性的指向」と同列に扱うことのできないものです。両者は別物であって、いっしょに並べて法令化すべきものではありません。それだけでなく、以下の理由から、「性自認」という言葉を理解増進法案に入れるべきではないと私たちは考えます。 【...続きを読む】

2023.05.01 「性自認」法令化に反対する共同声明 署名フォーム